「依他起生~えたきしょう」
人は人に依って生きる。
人に依って生かされているから他の人に感謝をする。
人に依って生きているから人と人の間の苦しみにも意味がある。
自分ってどういう人間だろうって考えてもわからない。
自己満足に良いように解釈しても他の人はそんなこと思ってもいない。
自分がどんな人であるかは自分の周りの人によって表現されている。
他の人がどんな人間か自分でもあの人はこんな人って思っているものがある。
それが集まってだいたいその人物というものが表現されている。
個性としての自分は自分としてあるものはある。
しかし、自分がどういう人間かと言われるとそれは自分の周りの人がその人をどう思い、どう表現しているかに依る。
だから天使になりたいと思っている人は他の人に天使だと思われていることが大切。
自分が仏だって、菩薩だって思っている人は他の人に仏だ、菩薩だって思われていることが大切。
普通の人でいたいという人は常識的に生きて普通の人でいることが大切。
自分ってどんな人って思われたいかと考えてみたらやっぱり人にやさしい人、人を大切にできる人、立派な人でいたい、徳ある人でいたい、偉い(偉人という意味で)人でいたい、なんて考えるのではないだろうか。
人は人に依って生き、周りの人に依って自分が表現される。
人を愛する人はとてもすばらしいなって思いませんか。
人を愛する人だって周りの人に表現されるってとてもすばらしいなって思いませんか。
だから人を愛する人間になろう。
人を愛すると周りの人はあなたが愛する人だって思う。
そうすると相手の人からも愛が表現されてくる。
どんどんいろんな人を愛するといろんな人の愛も見えてくる。
「重々無尽~じゅうじゅうむじん」
人と人は網のようにつながっている。
人と人はお互い影響しあい、人は人に依って成り立っている。
愛する人が増えると人と人との網の糸が愛に変わってくる。
自分が見ている世界が愛になってくる。
そんな姿を見て仏さまは喜ばれておられると思う。
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