過去、インドの時代、仏さまは悟りをお開きになり、
心の修行を大切にされました。

心の修行として四諦八正道を説かれました。
四苦八苦、
四苦は現在の日本でもよく聞かれる生・老・病・死、
生きること、老いること、病気になること、死ぬこと、
この世に生を受け、人生の中で困難に出会い苦しみが多い。

しかし、この世があり、あの世があり、
その世界を転生輪廻をしながら魂の向上を目指すという
永遠の生命を悟ると人は苦しみから解脱できます。
老いても病いに至っても来世どう生きたいか、
そう考えていき、仏さまに祈ることで
来世の生き方を変えていくこともできます。

四苦の苦しみはなぜ人に与えられているのか、
その苦しみから人間が脱するにはどうしたらいいのか、
私自身長い間、20年余り考えてきました。
そしてその答えは永遠の生命の中を生きるという
生き方を悟ることであると思いました。

愛する方が死に至るととても辛い、
悲しいものであると思います。
しかし、時がたち、心にいくらか安らかさが
戻ってきたらまたあらためて考えてみてください。

愛する方は肉体は脱ぎ去り魂の姿になりましたが、
あの世でその心はなくなった訳ではない、
その心(魂)はあの世にあるということが現実です。
この世とあの世を貫いているのは心の存在です。
祈りはまた故人に通じていくものです。
祈りにてその思いを届けることはできます。

しかし、生きている人は
いつまでも長くそのことだけに留まっていてはいけない、
生きている人には生きている人のその人の人生の意味や、
社会で生きる意味や使命があります。
全うしてこその人生です。
一歩一歩力強く生きて共に生きたいと思います。

今日は四諦八正道を書きたいと思いました。
四諦は苦諦、集諦、滅諦、道諦、
この道筋に沿って思恵を重ねていき、
そして永遠の生命の中を生きていくことが
大切と思います。

過去、インドの時代、
仏さまは心の修行のため、サンガーを作り、
修行の場所として精舎の寄進を受けられました。

八苦は「生・老・病・死」と
「愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦」
愛する人と別れる苦しみ、憎しみを抱く人と出会う苦しみ、
自分が欲しいというものを求めても得られない苦しみ、
そして身を持つことで出てくる苦しみ。

インドの時代から今を過去、現在で捉えていくと
今世は社会の中でその身を修め、四苦八苦を
心の修行と知恵で乗り越えていかなくてはなりません。

また、サンガーはそういう心の修行を
おこなうところであり、
欲を滅し、心を整え、仏さまと感じ取り、
仏さまの心を伝えるというものが本来の姿です。

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