昨日、ダニエルは聖書の縁起の法に気が付いたと書きました。

ダニエル書については別に書くとしましたが、私のblogを読んでくださっている方々は続いて読みたいと思われますので書いていきます。

預言者ダニエルはバビロン捕囚でした。

カナンの地にイスラエル国が初めてでき、ダビデ王、ソロモン王が治めた後、北イスラエル国と南のユダ王国に分かれます。

北イスラエル国はアッシリアに滅ぼされ、南のユダ国はエジプト、そして新バビロニアに侵攻されて敗北しました。

その時バビロン捕囚となったのが預言者ダニエルとエゼキエルです。ダニエルは非常に優秀だった為、バビロンの王に重用されました。ダニエルはメシヤの到来の預言をしましたがバビロンの王の夢の解き明かしもしました。

聖書に基づいて書いていきます。

ダニエルはバビロン捕囚時、バビロンの王に重用されてそこでモーゼ五書、エレミヤ書を手にします。それにより自分の祖先、民族がモーゼ五書の法を守らず、他国に侵攻されたことを知り、自らのこと、祖先、民族のことを神の御前で泣き伏せてお詫びします。神はモーゼ五書の法によりイスラエル国を外部からの侵入から守っておられました。それは神との契約による奇跡です。祈りにより大難を小難にしていたと思います。

日本でいうところの結界になるでしょう。

イスラエルの民は法を守ることで祝福され、いつしか当たり前になり、「のろい」を忘れて間違った道を選んでしまいました。

バビロン捕囚のダニエルのところへ大天使ガブリエルが舞い降りて言います。「あなたの民とあなたの聖なる町(エルサレム)について70週が定められています」「これはとがを終わらせ、罪に終りを告げ、不義をあがない、いと聖なる者に油を注ぐためです。

それゆえ、エルサレムを立て直せという命令が出てから、メシヤなるひとりの君が来るまで7週と62週であることを知り、かつ悟りなさい。その62週の後にメシヤは断たれるでしょう。」

とメシヤの到来、そして断たれると預言を頂くことになります。

                    ダニエル書第9章

1週は7日ですが預言の1週は7年で数えられていました。

70週の時が満ちた時とはメシヤが現れてイスラエルに帰還したユダヤの民が再度神の国を建国する時です。

時は62週目(55週+7週)です。

ローマ帝国が新バビロニアに侵攻し、新バビロニアが敗北したことでバビロン捕囚は解かれ、イスラエルに帰還しました。

イスラエルに戻ったダニエルは預言を伝えます。

新バビロニア王国を滅ぼしたアケメネス朝ペルシアの王がエルサレムの再建命令を出して再建します。

時は定められた70週のうちの69週目(7週と62週)です。

それまでもそして62週から69週までの間も神は預言者を遣わし、神の天使たちはユダヤの民に気づきを与え続けています。

しかしイエスキリストがイスラエルに現れますがユダヤ教律法学者によりユダヤ教徒のメシヤ、ダビデ王の子孫ではない、偽者だと言われ磔刑となります。ユダヤ律法学者やユダヤ教徒は現在でもメシヤであるイエスキリストの到来を信じず、新約聖書やダニエルによる預言も信じていません。

やがてローマ帝国の侵攻によりユダヤの民は離散します。

この時にユダヤの民はモーゼ五書であるトーラーを信仰するユダヤ教徒と、イエスキリストを信じて異邦人も教徒とするキリスト教に分かれ、ユダヤ教徒は世界に離散しますが差別を受けて苦しむことになります。それでもダビデ王の子孫が救世主として到来することを信じています。一方キリスト教徒は教会を作り神の祝福を受けて全世界伝道に向かいます。

イエスキリストが磔刑されたことで70週のカウントが止まり、残り1週は終末期に始まることになります。

残り1週の始まりは終末の始まりになります。まず滅びの子が現れ、そして携挙が起きることが書かれています。

70週のカウントはエルサレム第三神殿が建設された時から始まります。

     

ダニエルの預言に戻ります。

時はダニエルがバビロン捕囚となり、王に重用されていた時です。

バビロンの王はある日、この先を案じて夢を見ます。「一つの像」ですが王にとってその夢は恐ろしく、不吉な予感がするものでした。

バビロンの祭祀は解き明かせず、ダニエルは祈りによってその夢を幻で見て解き明します。

「王様、あなたはこれから起こる出来事を夢でご覧になりました。

あなたが見たのは人の形をした巨大な力のある像でまぶしく光り輝き、ぞっとするほど恐ろしい姿をしていました。この像の頭は純金、胴と両腕は銀、腹と腿は青銅、脛は鉄、足は一部が鉄、一部が粘土でできていました。けれど王が見ておられるうちに一つの岩が人の手によらない力で山から切り出され、その像に向かい、鉄と粘土の足を粉々に砕きました。」

「あなたはその純金の頭です。しかしやがて強国に変わり、その国が敗れるとまた次の強国に変わります。また鉄のような

強国が現れて制服します。しかし足の鉄と粘土の部分は、混じり合わないのでそれを現す国々は成功しません。

この時代に人の手によらない岩が切り出されて足の部分を破壊し、永遠不滅の国を築きます。神がそれをお示しになりました。」

この足の鉄と粘土の部分は終末時期を現します。

携挙について

テサロニケの信徒への手紙一

「主は号令と御使いのかしらの声と神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って来られます。それからキリストにある死者が蘇り、次に生き残っている私たちがたちまち彼らと一緒に雲の中に一挙に引き上げられ、空中で主と会うのです。このようにして、私たちはいつまでも主とともにいることになります。」

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